この記事では、
大切な娘をどうしたら可愛い女の子に育てられるだろう?とお考えの方に、ぜひ「可愛いね」と言葉に出して褒めてあげて欲しい!
という話をしていますw
見た目の可愛さは、生まれ持った顔立ちやスタイルが大きく影響しますよね。
私には2人の娘がいるのですが、長女はまつげが長く愛嬌のある顔立ちをしていて、小さい頃から「可愛いね」とよく声をかけられました。
褒められると本人だけでなく、私も照れくさいような嬉しいような気持ちになりました。
でも2才年下の次女が、姉の隣に立っているのに自分は褒めてもらえないことに気がついてしまい……。
3人で保育園から帰る途中、「りり(自分の名前)は可愛くないから」と言うようになりました。当時、4才でした。
子供は「可愛いね」と言われなければ「可愛くない」と思ってしまう
素直で明るくてそれなりにわがままを言う、普通の4歳児の女の子が「私は可愛くない」と言葉に出すなんて、かなり深刻な状況だったと思います。
これを聞いた時、他人からの評価が次女に大きな負担となり、親の私がフォローしてあげていないばっかりに深く傷つかせてしまったと反省しました。
次女は幼いながらに姉妹で容姿を比較されて、姉より自分の方が劣っていると評価されていることを感じたのです。
長女が褒められていただけで、次女をけなされていたわけではありませんでした。
それでも思い出してみれば、やっぱり姉の方が容姿を褒められることが多く、暗に比較をされていたのでしょう。
姉妹のどちらも私にとっては特別可愛い女の子でしたが、「可愛い」と言葉に出して褒めてあげるのは姉ばかりだったかもしれません。
「下の子が生まれたら、上の子を大事にしてあげないと寂しがる」という子育て論を気にして、次女を抱っこしながら目線は長女ばかり追いかけていました。
このまま成長して、ずっと自分のことを可愛くないと思い続けたら、全てのことに消極的になってしまうかもしれない。
可愛い自分の娘、楽しい人生をおくってほしいのに。
次女が自分を否定したその日から、私は積極的に「可愛いね」と褒めるようになりました。
子供は「可愛いね」と言われるほど「可愛い」に自信がつく
何を可愛いねと褒めるか?男の子でも可愛い要素がたくさんありますが、女の子なら本当にいくらでもありますよね。
- 笑顔が可愛い
- ポーズが可愛い
- 洋服が可愛い
- 髪型が可愛い
- 作った折り紙が可愛い
- 持っている文具が可愛い
- 写真が可愛い
- 可愛いところが可愛い(?)
例えば顔のパーツだけ取り上げたとしても、目・まつげ・眉毛・鼻・口・耳・ほくろ、それぞれに可愛さがあります。
「子供は誰だって可愛い!」ではなく、「あなたはオンリーワンかつナンバーワン!」なんです。
言葉に出さなくたって、どこのご家庭でも当たり前に我が子がナンバーワンのはずですし、もちろん私にとっても娘たちはナンバーワンです。
でも声のトーンや言葉遣いで「親から大切にされている・愛されている」と感じさせるだけでなく、直球で「ニコニコ笑顔がすっごく可愛いね」と褒めてあげるようにしました。
長女もナンバーワン、次女もナンバーワン。
褒めて褒めて褒めて、常に褒めるように意識しました。
二人とも小学生になって、それぞれの可愛いを求めて日々おしゃれをしているのですが……、
最近では次女の方がまわりから「可愛い」と褒められるようになりました。
たしかに、次女は可愛くなりました。
容姿だけでなく、いつも笑顔で仕草が女の子らしくて、可愛いを全面に楽しんでいる雰囲気ですねw
もう「自分は可愛くない」なんて言いませんし、どうしたらもっと可愛くなれるかを自分なりに考えている様子。
可愛くなった自分に自信がついたのか、姉の良い部分を言葉に出して褒めたり、学校でもお友達と褒め合って楽しく過ごせているようです。
自己肯定感があればいくらでも可愛くなれる!親は全力サポート!
親が「可愛いね」と言葉に出して褒め続けると、思っていた以上に可愛い女の子に育つという話でした。
次女はまだ小学校低学年で、これから容姿も性格もどんどん変化していきます。
親子の関係性も変化して、私が「可愛いね」と声をかけても「ウザい」と言われてる日が来るかもしれませんw
それでも、この数年間で培った自己肯定感があれば、きっといろんな部分で頑張れると信じて成長できると思います。
可愛い子は、もっと可愛くなりたいと考えるようになり、どんどんどんどん可愛くなっていきます。
子供の自己肯定感を親が応援してあげなかったら、可愛くなれる芽が育たないまま、成長していくかもしれません。
小さなうちは、洋服選びを子供に任せると全部ピンクになったり、やたらフリフリで「???」という組み合わせになることがありますので、
「これにすると、今までよりもっと可愛くなるよ」と先導してあげてくださいw
ある程度、本人の好みが固まってきたら、たとえママと趣味が違ったとしても否定せずに受け入れてあげたいですね。
可愛いは作れる!
笑顔で楽しく、可愛く育ちますように。